「高度専門士」について｜フェリカ家づくり専門学校

「高度専門士」とは、高度な知識・技能を育成する専門学校（4年制学科）の修了者に対して付与される公的称号です。４年制の専門学校は、その分野に関して特化した学習を、きわめて高度な水準で行っています。こうした現状に対し、要件を満たす４年制の専門学校卒業者に対して、修了者の学習成果について正当に評価し、社会的地位を高めることを目的として設定された称号です。

「高度専門士」は以下のように，4年制大学卒業者に付与される「学士号」と待遇面で同じ。

「高度専門士」の称号付与の要件

1. １．修業年限が4年以上
2. ２．総授業時間が3,400時間以上
3. ３．体系的に教育課程が編成されていること
4. ４．試験等により成績評価を行い、その評価に基づいて過程終了の認定を行っていること

「高度専門士」の現在の状況

平成22年2月現在、「高度専門士」は全国で304校455学科で付与が認められています。そのうち建築・インテリア系で認定されている専門学校は全国でわずか6校。そのうちの1校がフェリカ家づくり専門学校です。 しかもフェリカの建築設計工学科(現:家創り実践科)では「在学中に実際に建築物を設計する」という、社会できわめて重要視される【実務経験】がカリキュラムとして組まれているため、他では得られない貴重な経験をすることができます。 専門学校は職業教育の場であり、実践教育を行うフェリカで学ぶことで、大学院入学資格を与えられるだけではなく、より専門的な知識・技術を習得できます。

「高度専門士」の制度新設によって期待されること

「高度専門士」という制度が新たに新設されたことで期待されるのは、まず就職活動に際してのアドバンテージです。4年間にわたって専門技能を修得してきた実力は、これまで以上に正しく評価されることが期待できます。また採用後の待遇面においても、4年制大学卒の学士との間にあった格差が是正されることが期待されます。専門技能の習得に特化している高度専門士は、今後は実務家として社会に認知されていくと考えられます。