「本物住宅」を設計する建築専門学校｜建築設計工学科｜フェリカ建築＆デザイン専門学校

「ダメ工事のチェック」

擁壁破損

寸法確認

ちゃんとした機材で正しく測りましょう

基礎立ち上がり破損

基礎立ち上がりクラック

配管位置

基礎打ちの後にスリーブを空ける事はあまり望ましくないので、先に計画しておくように。

安全帽着用

現場監督に指示させる

ルーフィング保管方法

横積厳禁！立てかけ

アンカーボルト

長さが数種類あるので、金物の取り合いを考えて使う

火気厳禁

現場は火気厳禁です

防腐剤

地面からの高さが1m以内の外壁の主要構造部には防腐・防蟻剤を塗布することが建築基準法で定められているが、公庫仕様では外壁廻りの下地材とあるので、間柱等にも塗布すること。詳細な仕様は公庫による。

外付けサッシ

入隅の外付けサッシは納まりが悪いので注意する(ここではサッシの裏側が和室から見えてしまっているので、見えないよう化粧材で隠しました。)

外部照明

外部に演出のための照明を設ける際に、見栄え良くする（コンセントボックスでは見栄えが悪い）ためには地中埋設をする方がよいのだが、基礎工事の時から計画することが必要。

内装仕上工事

ガス工事をする前にプラスターボードを張ってしまった。この時期は様々な工事業者が入るので、スケジュールは把握しておくこと。

ユニットバスの排水管

ユニットバスは製品ごとに排水管の位置が決まっているので、勾配がとれるように考慮すること

サイディングボード

サイディングボードは製品によっては加工しづらいものもあるので、難しい納まりは出来ない事も出てくるので注意すること

化粧材

化粧材という形で搬入されてきたが、こちらの求める化粧材と、業者が考えている化粧材に大きな隔たりがあった。図面の表記だけでなく、業者との打ち合わせを確実にするように。

玄関ドア下端

写真はドア取付後に、下がってこないようにする養生のつもり（業者は）ですが、本来の養生をするのであれば、ドア取付後すぐに無収縮モルタルを詰めるのが正解。

曲面天井クロス貼り（1回目）

下地は曲げ合板t=5。クロス施工後に下地の凹凸に気がついた。野縁にビス止めされていない部分が垂れてくるため。再度、下地合板の上からＰＢt=9.5を張り直して修正した。

石膏ボード（VTB）

曲面天井の凹凸の修正をするために発注したが、施工が難しいことから断念した。

後付明かり取り窓

想定よりも2階廊下の明かりが採れなかったため、急遽内壁に窓を設けた。

机の高さ

一般的な机の高さは座面から380mm前後が使いやすいのだが、写真の机は座椅子の高さを考慮して445mmになっている。

納戸扉

納戸の扉は内開きの設計であったが、工事は外開きになっていた。この後修正をした。監理は確実にするように。

化粧材２

子供室の化粧材と同様に、リビング階段下の化粧材も化粧材とは呼べない様な材が搬入されて取り付けられてしまった。

配管破損

配管の位置は確実に伝えて、破損させてしまうことの内容にしましょう。

Ｆ☆☆☆

塗料は全てＦ☆☆☆☆で指定していたが、Ｆ☆☆☆の塗料が紛れていたので、交換を指示した。

ＯＳ塗装の色味

グレーを計画していたが、ＯＳ塗装では下地の色が出てしまい、イメージしていた色味とは違ったのでリアテックシートを貼った。